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乳児湿疹にはベビーワセリンが効く!秋冬の乾燥に効果大!

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赤ちゃんのお肌にポツポツと出てしまった「乳児湿疹」に悩んでいる皆さん、それ、もしかしたら、「乾燥」が原因かもしれませんよ!

乾燥が原因で出ている乳児湿疹には、「ベビーワセリン」などの保湿剤が効果を発揮する場合があります。

筆者の2人の子供も、月齢が低い頃に乳児湿疹が出てしまい、「肌が弱くなってしまったらどうしよう」「アトピーと関係あるのかな...」などと心配していたのですが、市販の「ベビーワセリン」でケアしたところ、あっというまに快方へ。

この記事では、我が家のベビーワセリンでのケア方法をご紹介します。

 

乳児湿疹に効いたベビーワセリンは我が家の救世主

乳児湿疹でどんな症状が出ていた?

我が家では、息子は生後1ヶ月~4ヶ月の間、娘は生後3ヶ月~6ヵ月の間に、乳児湿疹が出ていました。

息子は顔だけに出ていましたが、娘は下の写真のように全身に広がっていました。 

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娘の場合は、あまりにも一気に体中に広がったので、突発性発疹かと疑ったほど。

 

2人とも、ベビーローションで毎日保湿をするも一向に治らないので、小児科で非ステロイド系の軟膏を処方してもらいました。

症状が顔のみだった息子は、顔に軟膏を3ヶ月ほど塗り続けたら、つるつるの赤ちゃん肌に回復。

ところが、娘の湿疹は、全身に出ています。

処方される軟膏は、1本あたりせいぜい10gくらいなので、全身に塗っていたらすぐになくなってしまう...

そこで使い始めたのが、ベビーワセリンでした。

 

ベビーワセリンの登場であっという間に乳児湿疹とサヨナラ

ベビーワセリンを使い始めた理由は、以下のとおり。

・大人の保湿にワセリンを使っていたから

・安いから

・大容量だから

・刺激が少なそうだから

と、特に根拠もなく「ワセリン=肌荒れに良さそうだし、変なものが入ってなさそう」という安易な理由で、たまたまドラッグストアで見かけたベビーワセリンを買いました。 

娘には、顔には病院で処方された軟膏を塗り、体にはベビーワセリンを塗って様子を見ることにしました。

すると、ベビーワセリンを塗り始めてからほんの2~3日で、体の湿疹が驚くほど良くなってきたんです。

その後、顔の湿疹が軽快したタイミングで軟膏をやめ、お風呂上がりに全身にベビーワセリンをたっぷり塗るようにすると、ものの一週間程度で完治!!

 

乳児湿疹の原因が「乾燥」の場合は保湿が効く

乳児湿疹は、「乾燥」または「皮脂の過剰分泌」が主な原因(月齢や季節によって原因が変わります)なのですが、娘の乳児湿疹は「乾燥」が原因だったようです。

秋~冬の空気の乾燥に対して、最初に使っていたベビーローションの保湿力が足りていなかったんですね。

ということは、ベビーワセリンの保湿力は「恐るべし」ということ。

 

小児科で先生に直接診てもらい、処方された軟膏を塗るのがいちばん確実ではありますが、低月齢の頃は、赤ちゃんを連れて病院へ行くのも一苦労ですよね。

症状が悪化しないうちに、おうちでケアして治してあげられれば、母子ともに楽チン♬

乳児湿疹の原因や、肌に合う合わないによって効果は変わってくるとは思いますが、ぜひ一度はベビーワセリンを試してみてほしいです。 

ただし、しばらくケアしても治らない場合は、小児科で保湿剤や軟膏を処方してもらいましょう。

症状が続くと肌のバリア機能が弱くなってしまう恐れがあるので、長引かせないことも重要です。

 

市販のベビーワセリンの紹介 乳児湿疹に効果的な使い方は?

我が家で使っているベビーワセリンは、ピジョンかケンエーの商品です。

今、家にあるのはピジョンでした。(かなり使い込んでます。笑)

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ちなみに、ドラッグストアで購入すると割高なことが多いので、ネットでのまとめ買いがおすすめ。

ピジョンの方がさらっとしていて伸びが良いですが、効果に違いは感じないので、購入時に安い方を選んでいます。

ネットだと、だいたいケンエーの方が安いです。

全身に塗るとすぐになくなるので、我が家では必ず100gの大容量を購入しています。

 

我が家では、子供の肌に塗るときには、摩擦で肌にダメージを与えないように、厚めにたっぷり塗っていました。

ただし、服が結構汚れてしまうので、お風呂上がりに塗るのであれば、汚れても良いパジャマを着せてあげてください。

 

乳児湿疹はどうしてできるの?基礎をおさらい

ここで、パパママを悩ませる乳児湿疹について、簡単に基礎をおさらいしてみます。

そもそも、乳児湿疹って何?

乳児湿疹とは、乳児期の赤ちゃんの顔や体に見られる湿疹の総称で、生後2~3週間から2ヶ月頃に多く見られるものです。

ただ、我が家の息子は生後1ヶ月~4ヶ月の間、娘は生後3ヶ月~6ヶ月の間に湿疹が出ていたので、2ヶ月を過ぎても乳児湿疹は見られると思って良いと思います。

原因は?

乳児湿疹の原因は、乳児湿疹が出た時期によって異なります。

①【生後2~3ヶ月以前】⇒皮脂の過剰分泌

赤ちゃんは、生後2~3ヶ月頃までは、母親から受け継いだ女性ホルモンの影響で皮脂分泌が盛んなため、皮脂量が多い頭や顔などに湿疹が出ます。

②【生後3~4ヶ月以降】⇒乾燥

生後3~4ヶ月を過ぎると、皮脂分泌が急速に減っていき、皮膚が乾燥していきます。赤ちゃんはもともと皮膚が薄いため、炎症を起こしやすく、乾燥した部分に湿疹が出ます。

「乾燥」が原因の乳児湿疹には、ベビーワセリンが効きそうです。

 

また、「母乳が乳児湿疹の原因となる」という説を目にすることが多いですが、医学的な根拠は無く、現在は「関係が無い」と言われているようです。

食物アレルギーの場合は母親の食事制限が必要になる場合がありますが、乳児湿疹については母乳やミルクのことを心配する必要は無いとのこと。

 

症状は?

代表的な乳児湿疹の症状は、以下の2つがあります。

①新生児にきび

頭や頬、額などに出来るにきびのような黄色やピンクの湿疹で、生後1~2ヶ月が症状のピークと言われています。

皮脂の過剰分泌が原因の場合は、かゆみや痛みはほとんどありませんが、患部を掻いてしまって皮膚が傷付くと、かゆみが出ることもあります。

乾燥が原因の場合は、触るとザラザラしており、炎症を起こした状態なので、かゆみもあります。

②乳児脂漏性湿疹

頭、まゆ毛、鼻など、首から上の皮脂分泌が盛んな場所出来るかさぶた状の湿疹で、かゆみや痛みはほとんどありません。

我が家の子供たちは、 2人とも両方の症状が出ていました。

 

乳児湿疹のケアの方法は?

一般的には、乳児湿疹は清潔を保つことで軽快すると言われています。

まずは、以下の方法を試してみると良いようです。

①低刺激性の洗浄料を使う

②よく泡立てて、手またはガーゼで洗う(摩擦を防ぐ)

③石鹸の成分はよく流す

④お湯はぬるめにする(乾燥を防ぐ)

⑤体はゴシゴシこすらず押すように拭く

⑥入浴後10分以内に保湿する

⑦授乳や離乳食の前後によく綺麗にして保湿する

⑧乾燥する時期は外出の前後も保湿する

乳児脂漏性湿疹の場合は、入浴前にベビーオイル等でふやかして、入浴時にやさしく摩擦(こするのはNG)すると良いそうです。

 

乳児湿疹は清潔を保つことで軽快すると言われてはいますが、個人的には、ケアをしっかりしていても、出るときは出るのかなと思います。

だって、パパママはみんな、赤ちゃんを清潔にしておこうと頑張っているはずなんです。

たまたま洗浄料や保湿剤が肌に合っていないとか、特別に乾燥肌だとか、理由は色々あるはず。

自宅でケアをしていても軽快しない場合は、早めに小児科か皮膚科で相談するのがベストですが、もし、乾燥が原因の乳児湿疹と思われる場合には、ベビーワセリンでの保湿も試してみてくださいね!

 

↓子どもの肌を洗うには、無添加のせっけんもおすすめです!

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