さいたま市では、「ブックスタート事業」といって、市内在住の赤ちゃんに絵本をプレゼントする取り組みが行われています。
この記事では、制度の概要と、筆者が絵本を頂いたときの様子をお伝えします。
さいたま市のブックスタート事業
どんな取り組みなの?
さいたま市では、パパママと赤ちゃんの絵本を通じたふれあいを促すため、「ブックスタート事業」を実施しています。
事業の内容を、さいたま市のホームページから少し引用。
各会場では、絵本をプレゼントするとともに、子育て支援センター職員が絵本の読み聞かせ方や選び方をアドバイスします。
会場となっているセンターでは、本を受け取った後に遊んだり、他の来場者とお話したりすることもできます。
赤ちゃんと一緒に、ぜひお越しくださいね。
赤ちゃんの生後まもなく、4ヶ月検診の問診票と一緒に市から引換券が郵送されるので、それを子育て支援センターに持って行って絵本と引き換えます。
引換期間は生後4ヶ月~10ヶ月の間ですが、1歳の誕生日の前日までは引換え可能だそうです。
引換えは、単独型支援センターであれば、住んでいる区以外のセンターでも行えます。
どんな絵本がもらえるの?
第一子と第二子は、「じゃあじゃあびりびり」または「ぽんちんぱん」のどちらかを頂くことができます。
我が家の時代は「じゃあじゃあびりびり」一択でした。
じゃあじゃあびりびりは、日常の中で聞こえる色々な音を、可愛らしい絵と擬音で表した絵本です。
我が家では、息子も娘も赤ちゃんの頃から気に入って読んでいました。
音の表現が楽しいようで、「わんわんわん(犬)」や「かんかんかん(踏切)」のページで、特に嬉しそうにニコニコしています。
第三子以降で、上の二冊を既に持っている場合は、「もうおきるかな?」と「てんてんてん」の二冊から選ぶことができます。
どちらも厚手の紙でできた絵本なので、破れにくいのが嬉しい。
筆者の家にも絵本がたくさんありますが、息子が1歳前後の時に、結構ページをやぶられてしまいました。
赤ちゃんにとっては紙をやぶるのも遊びなので仕方ないですが、厚手の紙だと、やぶれにくいのに加えて紙の端で手を切る心配も少なくなるので、親としては安心ですよね。
ちなみに筆者は第二子(娘)のときに「もうおきるかな?」を頂きましたが、じゃあじゃあびりびりと比べると娘の反応はイマイチでした。笑
でも、どの絵本も市が厳選したものなので、良い絵本であることは間違いないと思われます。
さらに、第五子以降で上の4冊をすべて持っている場合は、「ごぶごぶごぼごぼ」を頂けます。
筆者がブックスタートで絵本をもらったときの様子
筆者は、第一子も第二子も、生後4ヶ月を迎えてすぐに絵本をもらいに支援センターを訪ねました。
絵本を頂くときには、支援センターの職員さんが、読み聞かせのポイントを教えてくれます。
感情を込めて読み聞かせながら教えてくれるのですが、息子のときも娘のときも職員さんをガン無視なので、ちょっと申し訳なかったです。笑
なんならちょっと不審者を見るような目で職員さんを見ていましたね...
また、絵本と一緒に「ブックスタートガイドブック」も頂きました。
おすすめの絵本がたくさん紹介されているので、参考になりますよ。
引き換えの際は、子育て支援センターの様子を見ることができるので、初めて支援センターを訪れた方は、試しに遊んでいくのも良いかも。
初めてであることを職員さんに伝えると、施設の案内をしてくれたり、時には月齢が近い赤ちゃんのママと話をする機会を作ってくれたり、色々とサポートをしてくれます。
絵本の読み聞かせは、パパママと赤ちゃんの距離をぐっと近づけてくれますが、赤ちゃんの好みや月齢に合った絵本をチョイスすることが大切なポイントです。
「どんな絵本を選んだら良いかわからない...」という方は、まずはブックスタートでもらった絵本や、ブックスタートガイドブックに載っている絵本を試してみるといいかもしれませんね。
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