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ピジョンのさく乳器は母乳育児の強い味方!辛いさく乳から解放されます

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出産してみてわかったけど、授乳って難しい。赤ちゃんがまだうまく吸えないから、搾乳しないといけないけど、上手にできない!全然出てこない!

こんな悩みを抱えているママにぜひ使ってほしいのが、「さく乳器」。

筆者も、初めての子供を出産したとき、母乳の分泌量が多すぎて胸が張ってしまい、搾乳する日々が続きました。

でも、その搾乳が意外と難しく、時間はかかるし手は痛いしで、産後の体と心に大ダメージ。

その反省を生かし、第2子の授乳にピジョンのさく乳器を使ってみたところ、とてもスムーズに授乳を軌道に乗せることができました。

この記事では、我が家で使っていたピジョンのさく乳器をレビューします。

 

ピジョン さく乳器 母乳アシスト(手動)をレビュー

商品の概要

我が家で購入したのは、「ピジョン さく乳器 母乳アシスト(手動)」です。

さく乳器は他にもたくさん種類がありましたが、口コミにあまり差を感じられなかったので、メジャーなピジョンを選びました。

筆者はAmazonで購入しましたが、ネットだと店頭より1,000円以上安く購入できるので、ネット購入がおすすめです。

さく乳器には電動と手動がありますが、筆者は手動を購入しました。

理由は、以下のとおり。

・そもそも使うかどうかわからない

・母乳育児が軌道に乗ったら使わなくなる

・電動の方が3、4千円高

購入したのが出産前だったので、「最悪一度も使わなくてもOK」と割り切って、安い方を選びました。

 

使ってみてどうだった?

結論から言うと、買って良かったです。

いや、そんなレベルではなく、「もし無かったらと思うと恐ろしくて震えるくらい買って良かった」です。

 

第2子の出産時には、産後3日目から胸がパンパンに張り始め、母乳パッドを着けていないと垂れてくるくらい分泌がありました。

そして授乳量はというと、おそらく胸の状態もまだ固くて未熟児が吸えるレベルではなく、飲んで5gくらい。笑

病院では、体重計に乗せても、増加0gの時が多かったです。

生産されるけど一向に消費されない母乳、当然胸の張りはひどくなるばかり。

 

満を持して、病院に持ち込んださく乳器を開封

恐る恐るレバーを引いて搾乳してみると...

なんということでしょう!

 

搾れる搾れる!助産師さんよりも搾れる!あっという間に両胸で50ml!

感動的な勢いで母乳が飛び出してきます!笑

分泌量が増えてきた退院前には、10分間の搾乳で100ml程搾れるようになっていました。

 

入院中は一回のミルク量が30ml程度だったので、助産師さんと相談し、ミルクをやめて、搾乳した母乳をあげていました。

おかげさまで、免疫物質が豊富と言われている黄色の初乳を、娘にたくさん飲ませてあげられました。

 

お手入れは難しい?

最初は、パーツが多くて組み立てに手間取りましたが、組立と解体は慣れれば結構簡単です。

授乳のたびに使っていると、その都度手入れの手間がかかりますが、私はズボラなのでミルトンまかせ。笑

一日に一回は洗剤でしっかり洗って、あとはお湯でさっと母乳を流してミルトンに漬ければOKというゆるい感じで手入れしていました。

ミルトンも、1日に1回薬液を変えれば大丈夫なので、私はそんなに負担に感じなかったです。

 

さく乳器を使うメリットはまだまだある

生まれた直後からしっかり母乳を飲ませてあげられたことに加えて、さく乳器の使用は筆者にとって以下のようなメリットがありました。

 

①胸の手入れが簡単にできます

第1子の出産時、岩のように固くなった胸を何とかしようと、手で搾乳したり冷やしたり圧迫したりあれこれやっていたのが嘘のよう。

さく乳器があれば、片手でさく乳器のレバーを引いて、片手でしこりになっているところを圧迫して流すだけで、乳腺の詰まりの予防はばっちり。

出る場所が偏らないように、360℃あらゆる場所を交代で圧迫しました。

今のところ、第2子出産後は一度も乳腺炎になっていません。

 

②授乳前の胸のマッサージも兼ねられます

搾乳すると乳頭が柔らかくなるようで、「少し搾乳→娘に吸わせる」を繰り返しているうちに、徐々に直接授乳できるようになっていました。

授乳前のマッサージも地味に辛いので、さく乳器にやってもらえるとありがたいですよね。

 

ちなみに、さく乳器を使った授乳の流れは、以下のような感じでした。

①さく乳器で搾乳兼マッサージ(10分)

②体重測定→授乳(10分)

③体重測定→増えていなければ搾乳した母乳を哺乳瓶で授乳(10分)

④さく乳器を洗ってミルトンにin(2分)

はい、全部で30分。

母は次の授乳まで、あと2時間半寝れちゃいます。 

 

さく乳器を使わなかった第1子の授乳の苦労話

ここからは、まださく乳器を知らなかった若き日の筆者の苦労話を少し。

 

第1子出産時、右も左もわからないまま、病院の新生児室へ息子のお世話に通う日々が始まった産後2日目に、予想だにしなかったことが起きました。

ものすごい勢いで胸が張り始め、岩のように固くなり、紫色に腫れ上がったのです...!(しかもめっちゃ痛い)

母乳パッドでは溢れる母乳を吸いきれず、少しでもパッドがずれようものなら、服はずぶ濡れで鉄の匂い。笑

シャワーを浴びようと服を脱ぐと、ぽたぽたととめどなく母乳が垂れてきます。

そう、私は母乳の分泌量がかなり多いタイプでした。

 

しかし、息子は生まれたばかりで母乳を上手に飲めず(そもそも、乳頭が固すぎて、口にくわえられない)、一向に消費されないので、どんどん蓄積されていく。

たまらず病院で保冷剤を借りて冷やし、助産師さんに搾乳してもらいました。

 

助産師さんの搾乳って、桁違いに搾れるけど、容赦なくてめちゃめちゃ痛いんです。

マジで我慢できずに「いたたたた....」とずっと言っているほど。笑

 

もちろん、自分でも、授乳のたびに手で搾乳していました。

痛みに耐えながら搾乳するも、助産師さんのように上手にできないので、長時間かかる上にあちこちに詰まりができてしまいました。

そのせいか、退院直後、乳腺炎のような症状で39℃の発熱→病院送り。

さらに、新生児への授乳はどの産院でもだいたい3時間おきと指導されますが、そのうち30分~1時間くらい搾乳関連(哺乳瓶の手入れ等含む)で使ってしまうものだから、母寝る時間ナッシング。

 

やがて、息子が頑張って母乳を吸う技術を向上させてくれたおかげもあり、産後1ヶ月を過ぎて、ようやく母乳育児が軌道に乗り始めました。

今思い出しても大変だったなぁ...

もし過去に戻れるならば、あの時の自分に、そっとピジョンのさく乳器を手渡しにいきたい...

 

こんな風に第1子の時は苦労しましたが、第2子の時には、さく乳器様のおかげで退院直後にはもう授乳が軌道に乗り始めました。

そして、さく乳器様は、使用開始から1ヶ月も経たずに、早くもお蔵入りとなりました。

輝く時間は短かったですが、その役割を全うしてくれたと思っています。

 

産後、母体が回復しきっていない中で、搾乳をしなくて済んだことで、どれだけ精神的・肉体的な負担が減ったことか。

筆者と同じように、母乳の分泌量が多くて授乳に苦労している方に、ぜひ使ってほしいと思います。

 

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