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育児休業中にもらえるお金はどのくらい?【金額や給付時期をチェック】

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これから育児休業に入るんだけど、収入が減るのが心配。公的機関から給付金がもらえるみたいだけど、いつ、どのくらいもらえるのかな?

こんなパパママ向けの記事です。

育児休業中に会社から給与が支払われない場合は、公的機関から給付金がもらえますが、初めての出産の方は、もらえる金額や時期がわからず不安になることもあるのではないでしょうか。

この記事では、育児休業中にもらえる給付金の金額や時期についてまとめています。(筆者は育児休業2回取得、社会保険労務士資格あり、給付金の事務経験ありなので、平均より少し詳しいです)

これから出産を控えている方の参考になれば幸いです。

 

 

育児休業中にもらえるお金の種類は?

まずは簡単に、育児休業の概要を図にしてみます。

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◆産前産後休業(白色部分)

普段は「産休」や「育休」とひとまとめにすることが多いですが、正確には出産前42日~出産後56日の間は「産前産後休業」、出産後57日~子どもの1歳の誕生日前日までは育児休業という名前の休業です。

産前休業は出産予定日をベースとして、産後休業は出産日をベースとして日にちが決まるので、出産予定日より遅く生まれた場合は産前休業は42日よりも長くなり、早く生まれた場合は短くなります。

筆者は、娘の出産のときは予定日より1ヶ月近く早く生まれたので、産前休業が15日くらいしかありませんでした。(泣)

 

育児休業(ピンク部分)

基本的には出産後57日~子どもの1歳の誕生日前日までの期間が育児休業ですが、子どもが保育園に入れないなどの事情がある場合は、子どもの1歳半の誕生日前日まで、それでもダメなら2歳の誕生日前日まで延長することができます

ただし、法律を上回る期間の育児休業取得を認めている会社もあるので、自身の勤める会社の規程を確認しておくと良いでしょう。(大手だと、「3年まで」という企業も結構ありますね)

いずれにしても、公的機関からの給付金は、2歳までで打ち切りとなります。

 

上記の「産前産後休業」と「育児休業」の期間中には、公的機関から以下の3つの給付金をもらうことができます。

①出産育児一時金

出産費用の補助。健康保険から給付される。

 

②出産手当金

産前産後休業中の生活費の補助。健康保険から給付される。

 

③育児休業給付金

育児休業中の生活費の補助。雇用保険ハローワーク)から給付される。

いずれの給付金も、もらうための条件がいくつかありますが、この記事では詳細は割愛します。

条件や制度の詳細については、上記の給付金名から各公的機関のリンクを貼っていますので、参考にしてみてください。

基本的には、1年以上継続して各種社会保険に加入していれば、給付金をもらうことができます。

 

育児休業中の3つの給付金の金額ともらえる時期

ここからは具体的な金額の話に入りますが、その前に役に立つサイトのご紹介。

当記事で説明している給付金の金額ともらえる時期については、以下のサイトに出産予定日を入力すると自動計算をしてくれます。

www.office-r1.jp

 

金額と時期だけパパっと知りたい方は、こちらを参照してみてくださいね。

体験談を交えた当記事を読んでくださる方は、このまま下へお進みください。笑

 

話を戻して、給付金の金額ともらえる時期について図にしてみます。

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出産育児一時金(42万円):出産費用の補助

出産育児一時金の金額は42万円で、加入している健康保険によっては、数万円プラスして給付される場合もあります。

もらえる時期は、出産にかかった費用が確定次第すぐにです。(申請には産院からもらう領収証が必要なので、退院後に申請します)

 

ただし、出産育児一時金はあくまでも出産費用の補助なので、「もらう」と言うよりは「産院への支払いに充てる」とイメージしてください。

多くの病院では、「直接支払制度」といって、42万円を越えた分のみ病院に支払いをする仕組みになっています。

私の場合は、出産費用が約70万円だったので、約25万円を退院時に支払いました。正直、給付金を頂いたという感覚はゼロですね。笑

もし、出産費用が42万円以内に収まった場合は、差額をもらうことができます。

 

②出産手当金(給与の3/2を3ヶ月分):産前産後休業中の生活費の補助

出産手当金の金額は、1日につき以下の計算式で計算します。

【支給開始日の以前12ヶ月間の各標準報酬月額を平均した額】÷30日×(2/3)

少し難しいので、「産前産後休業前の給与の3分の2程度」とざっくりイメージしてください。給与が月20万円の方なら、【20万円×3分の2×3ヶ月分】=約40万円です。

もらえる時期は、産前産後休業終了日の翌日以降(生後2ヶ月)です。会社の証明書が必要なので、会社から健康保険へ提出します。

 

育児休業給付金(半年間は給与の67%、その後は給与の50%):育児休業中の生活費の補填

育児休業給付金の金額は、1ヶ月につき以下の計算式で計算します。

「休業開始時賃金日額×支給日数×67%(ただし、育児休業の開始から6ヶ月経過後は50%)」

少し難しいので、「産前産後休業前の給与の3分の2程度(6ヶ月以降は半分程度)」とざっくりイメージしてください。

給与が月20万円の方なら、【20万×3分の2×1ヶ月分】=約13~14万円です。育児休業開始から6ヶ月以降は給付率が50%になるので、【20万×2分の1×1ヶ月分】=約10万円となります。

育児休業給付金がもらえる時期は、育児休業開始日から2ヶ月後(生後4ヶ月)で、その後は2ヶ月に一度、2ヶ月分をまとめてもらうことができます。こちらは、会社からハローワークへ申請を行います。

 

以上、3つの給付金の金額ともらえる時期についてまとめました。

数ヶ月ごとにまとまった金額がもらえるのがありがたい一方で、給与と違って給付の時期がだいたい2ヶ月に1度のペースなので、家計のやりくりには注意する必要があります。

あればあるだけ使う我が家は、給付のない月は火の車!


また、上で説明した「もらえる時期」は、正確に言うと「申請できるようになる時期」です。

実際に給付金が自分の口座に振り込まれるのは、本人または会社から書類を提出し、公的機関が受付の事務処理を終えてからなので、処理が遅い公的機関の場合には、申請から振り込みまで1ヶ月程度かかることも。

家計に余裕がない場合には、なるべく早く申請の手続きをすることをおすすめします。

 

子どもが一歳になるまで育児休業を取得したら、総額いくらもらえる?

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さて、子どもが1歳になるまで育児休業を取得し、上で説明した3つの給付金を全て受け取ったら、総額はいくらになるのでしょうか。

※月の給与が20万円の場合

出産育児一時金:42万円

②出産手当金  :約40万円

育児休業給付金:約118万円(13万円×6ヶ月=78万円、10万円×4ヶ月=40万円)

①+②+③=約200万円です。

1人出産すると国から約200万円もお金がもらえるなんて、本当にありがたいですよね。

夫の扶養に入っている場合の公的機関からの給付は、①の42万円のみなので、その差額は約160万円とかなり大きいです。

休業中の給付金の受給は、妊娠・出産後も働き続けることのメリットの1つですね。

 

◆◆おわりに◆◆

初めての育児休業に入る前は、「生活費が足りるかな」「パパのお給料だけで生活できるかな」などと考えていた筆者でしたが、いざ休業に入ってみると、手厚い給付金のおかげで、そこまで困窮せずに暮らすことができました。笑

赤ちゃんが産まれると、出産費用、オムツ、ミルク、ベビー服、任意の予防接種など、次々とお金が飛んでいきますが、一方で親族からの出産祝いや児童手当など入ってくるお金もあるので、給付金と合わせてうまくやりくりすれば、大幅な貯金額アップも可能かも。

事前に「入るお金・出るお金」を把握することでお金の不安を解消して、晴れやかな気持ちで出産を迎えたいですね!