数ヶ月前に、南区にある「ただともひろ胃腸科肛門科」で大腸内視鏡検査を受けてきました。
筆者がこちらで大腸内視鏡検査を受けるのは2回目で、つい先日、夫も同じ病院で大腸内視鏡検査を受けたので、我が家の総検査数は3回。
ノウハウも溜まってきたので(笑)、大腸内視鏡検査の流れと、ただともひろ胃腸科肛門科での検査の様子をシェアします。
検査を受けた理由と、病院を選んだ理由
大腸内視鏡検査を受けることになった理由は、以下のとおりです。
ちなみに、検査の結果はどれも「特に問題無し」。
筆者1回目の検査時は、第一子の育休復帰直後だったので、おそらくストレスから重度の便秘を引き起こしていたものと思います。
筆者2回目の検査時は、小さな痔があったみたいです(笑)
夫は原因不明ですが、健康診断時に胃痛があったので、胃腸炎のせいではないかと推測。
初めての検査にただともひろ胃腸科肛門科を選んだ理由は、ネットで色々と検索する中で、現理事長である多田智裕先生が内視鏡検査の第一人者として色々なところで紹介されていたこと。
それから、公式ホームページでの病院の紹介が、「何かすごそうだったから」です。
一部を抜粋します。
こんなときにお越し下さい
・先端キャップを用いた無送気軸保持短縮法による痛みの少ない大腸内視鏡検査を受けたい方
・大学病院を超えたレベルの最新の機器/設備による胃腸科・肛門科診察を受けたい方
・侵襲的な処置である内視鏡検査は、全て使い捨て器具で、また最高レベルかつ毒性の無いアセサイドによる機器洗浄のもとで受けたい方
ね、「無送気軸保持短縮法」とか「侵襲的」とか読めませんが、何かすごそうで最先端な感じがしませんか?
筆者の病院選びはいつもだいたいそんな適当な感じです。
大腸内視鏡検査の料金は?
検査の料金は、以下のとおりです。
ただし、保険診療でも、ポリープの切除を行った場合は約30,000円かかるそうです。
ちなみに、我が家でかかった総額は以下のとおり。
・筆者1回目→忘れましたが7,000円前後
・筆者2回目→約7,000円
・夫1回目→約6,000円
予想よりも安かったので、驚きました。
ただし、支払いは現金のみなので、ポリープがあった場合に備えて30,000円ちょっとはお財布に入れておく必要があります。
ただともひろ胃腸科肛門科での検査の流れ
ここからは、ただともひろ胃腸科肛門科での大腸内視鏡検査の流れを回想していきます。
1.事前診察
保険診療で検査を受ける場合は、事前診察(保険適応での検査対象であると診断される事)が規則上必須となるようです。
つまり、最低2回は病院へ行く必要があります。(自費診療の場合は、事前診察不要)
保険診療の場合も、自費診療の場合も、公式ホームページから検査日の仮予約が可能です。
ちなみに、ただともひろ胃腸科肛門科の診察は、いつも予約した時間通りに診察室に呼んでもらえます。
完全予約制でも、予約時間ぴったりに診てもらえる病院は少ないですよね。
こちらでは、検査の注意事項はタブレットの動画で確認するなど、無駄な動きが少ないです。
診察室で長々待ちたくないので、非常に嬉しいポイント。
2.検査日程を決める
仮予約する場合は自分で、しない場合は医師と相談して検査日程を決めます。
検査は丸1日かかるので、1日空けられる日を選びます。
また、検査中にポリープが見つかって、その場で切除した場合は、検査後は旅行や運動、アルコールの摂取が制限されるので、それも考慮して決めるとよいです。
3.検査前々日
夜の9時頃に下剤を飲みました。
4.検査前日
日中と夜の9時頃に一度ずつ下剤を飲みました。
検査前日は、食物繊維の多いものの摂取を避けるようにプリントで指示があります。
夜の8時以降は禁食です。
5.検査当日(家)
なんと、検査当日は、検査開始時間の4~5時間前から下剤を内服します。
筆者の場合は、13時から検査だったので、9時から下剤を飲み始めました。
筆者的には、大腸内視鏡検査の中で一番辛いパートがこの下剤服用。
まず、飲む液体の量が多すぎ問題。
下剤はまずくて薄いスポーツドリンクという感じなのですが、その下剤と水を交互に飲みます。
便が透明になるか、全部飲み切るまで飲み続けます。
もし最後まで透明にならない場合は、下剤2リットルと水1リットルの計3リットルの水分を摂取することに!
喉も乾いていないのにこの量は辛い。
さらには、下剤の服用は結構怒涛のスケジュール。
下の写真は一例ですが...
「水かお茶30分で500ml」とかさらっと書いてありますけどね?
この30分の間に、何回リビングとトイレ往復するか。
お腹痛くてギュルギュルして辛い中で、まずい下剤を大量に飲み続ける苦行。
で、それに耐えて飲み終わったら、公共交通機関で病院に行かないといけないんですよ(鎮静剤を打つので車はNG)。
筆者は、便が透明になるのも、お腹が落ち着くのにも時間がかかりまして。
詳しくは言いませんが、この移動が危険すぎましたね。
6.検査当日(病院)
さまざまな苦難を乗り越えて病院に付いたら、あとは看護師の皆さんと担当医師にお任せです。
検査着に着替えて、予定時間ほぼぴったりに呼ばれて、検査室へ。
看護師さんはめちゃめちゃ手際が良く、あっという間に検査台に乗せられて、鎮静剤を打たれて意識がぽわーんとしてきます。
そのうちお尻からカメラが入って、自分もモニターでぼんやりと腸内の様子を観察します。
検査中の痛みですが、鎮静剤が効いていても、やはり痛みはありました。
グイっとカメラを入れていくときに、お腹が圧迫されて「ウッ」と声が出てしまうような痛みを感じます。
痛みの感じ方は人それぞれですが、筆者としては我慢できる程度の痛みかなぁ...。
「他の病院では痛くて検査できないが、ここは痛くない!」みたいなクチコミが多いのですが、どうでしょう。
他の病院で検査をしたことがないので、わかりません。笑
ここでちょっと小話ですが、筆者は腸が長いらしく、1回目の検査のときに、なかなかカメラが入っていかない箇所があったんです。
若手の医師が苦戦されていると、当時院長だった多田先生が後ろから急に登場して交代し、するするっと鮮やかにカメラを入れていったんですよ。
「これがゴッドハンド..」となりましたね。
残念ながら今は多田先生は理事長になられて、検査もほとんどされていないようですが。
話を戻しますが、そんな感じで大腸の最後までカメラが到達すると、今度はするするっと抜きながら、カメラで腸内の様子を確認していきます。
全ての箇所を診終わったら終了し、ワゴンに乗せられて1時間ほど横になって休憩します。
最後に、先生から結果を聞いて、検査は終了!
「下剤が辛い」だとか「痛い」だとか「移動が危険」だとか色々言いましたが、筆者は大腸内視鏡検査は今後も定期的にやりたいと思っています。
病院から頂いたプリントには、「便潜血陽性の方は、大腸がんである確率は2%程度ですが、ポリープなど他の病気が見つかる確率は40~50%ほどありますので、病気の早期発見のために内視鏡検査を受けた方が良いと考えられます」と書いてありました。
大腸がんにかかる人は年々増えているらしく、病院でも「40歳過ぎたら5年に一回は内視鏡検査してください!」と言われましたし...。
健康診断で引っかかった皆さんは、どこの病院でもいいので(笑)、絶対に内視鏡検査を受けてくださいね!
ただともひろ胃腸科肛門科 病院情報
交通手段:JR 武蔵浦和駅東口より徒歩4分
受付時間:9:00〜12:30、15:00~18:30(土曜は9:00~11:30)
休診日 :水曜日、土曜午後、祝祭日
駐車場 :武蔵浦和メディカルモールの駐車場を利用可能