さいたま市には桜の名所がたくさんあるけど、静かにお花見ができる公園はあるかな?賑やかな雰囲気は少し苦手で...
さいたま市でそんな公園を探している方は、ぜひ「大宮第二公園」へ行ってみてください!
「日本さくら名所100選」に選ばれている大宮公園の「隣にある」公園ですが(笑)、大宮公園に負けないほどのお花見の名所として親しまれています。
この記事では、「落ち着いた大人のお花見」が楽しめる大宮第二公園をご紹介します。
大宮第二公園ってこんなところ
大宮第二公園は、大宮公園に隣接し、テニスコートや軟式野球場などのスポーツ施設が整備されている公園です。
一番の見どころは520本あるという梅の木で、2月には「梅まつり」が催されています。
梅の他にも、桜やアジサイなど季節を彩る花が楽しめるほか、広大な遊水池の周辺広場では、子どもたちをのびのび遊ばせることができます。
桜の季節に「桃源郷」と化す遊水池
まずは、お花見の季節の公園内の様子をご紹介します。
大宮第二公園で一番の桜の見どころは、北側の「遊水池」、通称「ひょうたん池」の周辺です。
こちらは遊具も何もない、池と湿地と原っぱのやや寂しい場所ですが、実は桜の木に囲まれていて、花見の季節には桃源郷と化します。
今年は満開の一週間前に行ってしまい、それらしい写真は撮れませんでしたが、満開の木もありました。
遊水池の奥には芝川が流れており、川沿いの桜も綺麗です。
大宮公園のように桜の木で埋め尽くされているのも綺麗ですが、桜の木に囲まれているのも、異世界に迷い込んだみたいで風流です。
さらに、大宮第二公園は、桜が満開の時期でもそれほど混雑しません。
派手な遊具も無ければ、屋台も出ない、ただただ桜とまったりした時間の流れを楽しむだけです。
一方隣の大宮公園では、屋台が何百と並び、広場はレジャーシートで埋め尽くされ、大人はお酒を飲み、子どもはその傍で遊び、それはそれは大変な賑やかさです。
つまり、賑やかな雰囲気を楽しみたい方は大宮公園へ、落ち着いた雰囲気を味わいたい方は大宮第二公園がおすすめ、というわけです。
\ 大宮公園の雰囲気はこちらの記事をチェック! /
駐車場が無料で嬉しい
お隣にある大宮公園の駐車場は、18年12月に有料化されました。
球場、サッカー場、競輪場があるので仕方がないとは思うのですが、ファミリー層には深刻な問題です。
1時間200円で、半日遊ぶと1,000円かかります。子ども遊園地で乗り物10回乗れちゃいますよ?
ですが、大宮第二・第三公園の駐車場は無料のままです。
第二は1,800台とキャパが大きいので、そちらに停めて大宮公園に来てくださいということなのでしょう。
大宮公園とは連絡橋で結ばれているので、徒歩10分くらいで行けそうです。
それでもやっぱり子どもがいると徒歩10分はおっくうでもあるので、これを機に第二・第三公園の利用者が増えると良いですね。
他にも見どころがたくさん
大宮第二公園には、上でご紹介したお花見ができる遊水池の他にも、様々な施設があります。
・テニスコート
全部で22面あり、県営公園の施設予約システムで予約して利用します。
・軟式野球場
少年野球や草野球の練習に利用することができます。こちらも施設予約システムで予約して利用します。
・チビッコ広場
子ども向けの遊具がいくつかあります。大規模なものではありませんが、小さな
子どもがしばらく遊ぶには十分です。
その他にも、梅やアジサイなどの季節の花が楽しめたり、屋外ヨガなどのイベントも開催されています。
授乳室&オムツ換えスペース情報
授乳室とオムツ換えスペースは、立派な公園管理事務所の中にあります。
パーティションとカーテンで仕切られた簡易スペースですが、日当たりが良いし、室内で暖かいので、快適に赤ちゃんのお世話ができそうです。
◆◆おわりに◆◆
まったりした休日を楽しむのにもってこいの大宮第二公園ですが、ただ大人がまったりできるだけではなく、子どもがのびのび遊べる場所でもあると筆者は思っています。
大きなアスレチックやコンビカーも良いですが、広い原っぱと丘さえあれば、子どもは十分楽しめます。
走ったり、転がったり、自然の中で自ら遊びを考え出したり。
運動能力とクリエイティブな力を伸ばしてくれるのは、大宮第二公園のようなシンプルな公園かもしれません。
大宮第二公園 施設情報
開園時間:24時間入園可能
閉園日 :なし
駐車場 :3か所 合計319台(無料)(競輪開催時1,729台)
※4月〜9月/8時00分〜19時・10月〜3月/8時00分〜17時30分
交通手段:JR大宮駅東口から徒歩30分
東武アーバンパークライン 大宮公園駅から徒歩20分
◆公式ホームページ